女声合唱組曲
「歌はどうして作る」
(詩:与謝野晶子)
T.山の動く日
U.宇宙と私
V.歌はどうして作る

先日『女声合唱とピアノのための「こころの色」』を発売させていただいたばかりですが、早くもこちらも出させていただくことになりました。 作曲は混声版と同時期の2004年。委嘱されたのは混声版だけだったのに、なぜ女声版も一緒に作ったかと言いますと「いずれ女声でもやるかもしれない」 という根拠のない考えであったり、「これを女声で演奏するとどうなるだろう」という興味であったり、「混声と女声の違い」を比較する自分自身の勉強のためであったり…という感じだったような気がします。 同年、京都芸大の学生有志で「宇宙と私」だけ初演しました。練習にやたらと苦労したのを思い出します。 その後、CD「こころの色 石若雅弥女声合唱作品集」の録音用のためにEnsemble Daffodillさんに演奏していただき、 引き続き 「石若雅弥作品展2007」でも「宇宙と私」と「歌はどうして作る」(アンコール)を演奏していただきました。そして今年2月にCD発売、今回の出版に至ります。(つまり、公の場で全曲通して演奏したことはまだないのです) お陰様でそのCDもたくさんの方に聞いていただいているようで、反響の大きさに驚いております。CD収録曲の中でも難易度の高い組曲ではありますが、是非チャレンジしてみてください。 さて曲の内容ですが、3曲とも中盤部で拍子や曲調が変化する形になっておりますので、その辺りの歌い方に気をつけて演奏してみてください。 「山の動く日」は、弱い箇所でも弱々しくならないよう密度を濃く、「宇宙と私」は和音の響きを感じながら、「歌はどうして作る」は元気に溌剌と演奏していただけると嬉しいです。 最近、女声曲を中心に出させているせいもあるのか「石若=女声合唱」というイメージを持たれているらしいですが、混声も書いてますのでよろしくお願いします(苦笑) |